子どもが怒って泣いて大変…そんな時保育士はどう向き合うか

思い通りにいかなかった時
子どもが怒って泣いて大変…
保育士としてどう関わればいいの?

怒った子どもって何も話聞いてくれなくて
本当に困る…どうしよう



なんて思ったことある保育士さんいませんか?


フリーランス保育士のりさです。


思い通りにならなくて、怒り始めたと思ったら、泣き始めてプチパニック状態の子どもに関わること、保育士のみなさんなら一度は経験したことあるのではないでしょうか?


今回は、「子どもが思い通りにいかなくて怒った時、保育士としてどう向き合うか」について書いていきます。


保育士の方だけでなく、子育てをしているパパやママの参考にもなると思います。


子どもが怒って泣いて大変な時の向き合い方


子どもが怒って泣いてプチパニックになった時の関わりで大事なことは、

保育士が子どもの怒りに負けないこと



これが大事です。

ええ?どういうこと?



順を追って説明していきますね。


子どもの怒りに負けないことが大事な理由


なぜ、子どもの怒りに保育士は負けてはいけないのか、「子どもの気持ちがわかる本(かんき出版)」では、このように説明されています。

どんな要求でもすぐに叶えられてしまうと、子どもは自分は抑える感覚とアイデンティティをなくしてしまうかもしれません。

「子どもの気持ちがわかる本(かんき出版)」



つまり、自分の要求と他者の要求がぶつかることで、子どもは「自分」を確立していくんです。


子どもにとって怒りの感情は大事


「怒る」という感情は、子どもの成長にとって、とても大切です。


思い通りにならないことがあった時、気にするような素振りを全く見せない子のほうが、心配だと思いませんか?


子どもが思い通りにいかないことがあって、怒ったり泣いたりすると、大人は「イヤだな…」と思うかもしれませんが、子どもの成長において、「怒り」の感情は重要です。


怒るという感情を出すことは、子どもにとって多くの学びに繋がります。

・自己抑制

・社会の仕組み(ルールや規律など)



つまり、保育士は子どもの「怒り・怒る」という感情や行為に適切に向き合うことが大切です。


怒りに負けないを勘違いしない


「子どもの怒りに負けない」とは、大人が子どもの感情を押しつぶすことではありません。

りさ
りさ

「怒るな!泣くな!」と
関わることではないです。



保育士と子どもの関係が、「指示する→指示に従う」の関係になっていたら、子どもは怒りの感情を出なさいと思います。


子どもが、あなたの前で「怒る」ということは、「この人なら僕の気持ちをわかってくれるかも」と思っているから感情を爆発しているんです。


つまり、子どもがせっかく感情を見せてくれているのに、その感情を否定することはNGです。


子どもの怒りに負けてしまう保育士さん


子どもが、思い通りにいかないことがあって怒ったり、泣いたりした時、実はその感情に負けてしまった…なんて経験のある保育士さんも多いのではないでしょうか?

りさ
りさ

私も経験あります。


・泣くから許してしまった

・なんとなくで関わってしまった

・怒っている最中に別の遊びに誘ってしまった



上記のような関わり方をしたこと、ありますよね。


保育士さんは優しい


保育士さんって優しい人が多いので、子どもが泣いていると、気持ちのどこかで「かわいそう」と思い、「泣き止ませること」に意識が向いてしまうことあるかもしれません。


また、泣きながら怒っている子どもに対して「うるさい」なんて思う人も…。


さらには、「次は理解できるかも」と思って、その場は、なんとなくで済ませてしまうなんてこともあるかもしれませんね。


保育士さんの様々な感情によって、子どもの「怒り」に向き合わずに関わってしまうことは、よくあることです。


怒りに向き合うことは体力が必要


子どもの「怒り」に向き合ったことがある保育士さんはわかると思いますが、かなり体力が必要です。


子どもが全力で怒っているので、その感情に向き合うには相当の体力を消耗します。


子どもの怒りに向き合うことは大変なことだからこそ、「ま、いいか」と面倒になって関わろうとしない保育士さんもいるかもしれません。


保育士だからこそ子どもに向き合える


子どもの「怒り」に向き合うことは、保育士だからこそできると思いませんか?


1担で30人の子どもを見ている幼稚園の先生では、時間もない・気持ちの余裕もないので、思い通りにいかなくて怒っている子どもにいちいち向き合っていられません。


しかし、保育園は複数担任をとっている園が多いので、子どもと向き合う時間が比較的とりやすいはずです。

りさ
りさ

せっかく向き合えるのだから
大変だけど向き合ってみませんか?



子どもの怒りに向き合う方法


それでは、どうやって子どもの怒りに向き合えばいいのか、「子どもの怒りに負けない」とはどういうことなのか、を考えていきましょう。


保育に正解はないと思います。


今回は、「私はいつもこうやって子どもに関わっている」を紹介していきますが、正解ではなく参考程度に読んでみてくださいね。


子どもの様子によって、関わり方は変えますが、基本パターンは以下の通りです。

・子どもの怒りに共感する

・思い通りにはいかないことを伝える

・怒りが落ち着くのを待つ

・わかりやすい言葉で振り返る



上記について、どんな関わりをしているか説明しますね。


子どもの怒りに共感する


子どもが思い通りにいかないことがあって怒りだしたら、まずは気持ちに共感します。


共感しなければ、子どもの怒りに向き合うことはできないと考えてます。


子どもが怒った理由がどんなにむちゃくちゃだとしても、思い通りにいかなくて嫌だった、悔しかった、悲しかったという気持ちを言葉にします。


共感の言葉は、比較的どんな状況でも子どもに届くはずです。

りさ
りさ

小さく「うん」と首を頷いてくれることが
多いかなと思います。



思い通りにいかないことを伝える


共感の言葉をかけたら、気持ちはわかるけど思い通りにならないこと(本当に伝えたかったこと)を伝えます。

気持ちは受け入れるけど、受け入れられない部分は譲らない



これが大切だと思っています。


これが、「子どもの怒りに負けない」ということではないでしょうか?


思い通りにならないと保育士から言われると、さらに怒ったり、激しく泣いたりする子がいるはずです。


さらに感情を表現していることを、保育士はプラスに捉えることが大切です。


大きい声で怒ったり泣いたりすることを否定しないで関わりたい、と私は考えています。


怒りが落ち着くのを待つ


保育士に思い通りにはならないことを伝えられて、すぐに気持ちを整理できる子は少ないです。


ほとんどの子は、感情を爆発させるので、その気持ちが落ち着くまで待ちます。


たとえ怒り続けたとしても、その子なりに自分の気持ちと状況を整理しているはずです。


怒りや泣くという行為が、感情を整理するための方法であることもあります。


言葉をかけすぎないほうがいい


怒ったり、泣いたりしていると、「なんとか抑えよう」と思って、言葉をかける保育士さんもいると思いますが、この時は必要以上に言葉はかけないほうがいいと考えています。


子どもは必死に自分の感情を整理して、落ち着こうとしています。


そこに保育士の言葉が加わったら、いつまで気持ちが整理できず、プチパニックになったままです。


「もう泣かないよ」なんて言わなくてもいいです。


今、子どもは泣きたいんです。怒りたいんです。

落ち着いたら話そうね。



そう一言伝えたら、待つことも保育士には必要です。


相当時間がかかることもある


怒りが落ち着くまで、相当時間がかかることもあります。


特に、2~3歳児クラスの子は、気持ちの整理が終わるまで30分以上かかることもあるかもしれません。


時間がかかることは、悪いことではありません。


逆に時間がかかっても自分で気持ちを整理して、落ち着くことができたら、間違いなく次に繋がるはずです。


「今」よりも「将来どんな子に育ってほしいか」を考えて関わることが大切だと、私は考えています。


わかりやすい言葉で振り返る


子どもが落ち着き、「話してもいいよ!」と言ってくれたら、わかりやすい言葉で先ほどの状況を振り返ります。


泣き止んでいても、気持ちの整理が終わってないこともあるので、「お話してもいい?」と私は子どもに尋ねることが多いです。

りさ
りさ

「まだ」と言われることも多いので
その時はまだ待ちます。



自分で気持ちを整理できた子は、保育士の話もしっかり聞いてくれますし、思い通りにならなかった時の気持ちにも向き合えます。

りさ
りさ

ここで子どもの成長を感じる!



この時に話すことは、本来子どもがやりたかったことに共感しつつ、本来伝えたかったことを中心に簡単に話をします。


子どもと向き合う時に気をつけること


子どもの怒りに向き合う時に気を付受けたいことが、2つあります。

・保育士が感情的にならない

・子どもを見放さない



子どもが怒って泣いていると、つい保育士も感情的になってしまい、必要以上の言葉をかけたり、否定語を使ったりしてしまいます。


感情的にならないことって難しいですが、保育士はあくまでも冷静に子どもに関わるようにしましょう。


また、子どもを見放すのことも、もちろんNGです。


「泣いている子なんて知りません」なんて言ってしまいがちなフレーズですが、一生懸命自分の気持ちに向き合っている子どもを見放さないでくださいね。

りさ
りさ

ずっとそばにいるという意味ではなく
気持ちは繋がっていることが大事!



子どもの怒りに向き合うって大変です


ここまで、「子どもの怒りにどう向き合うか」について書いてきました。


子どもの怒りに保育士は負けてはいけない、と伝えましたが、簡単なことではありません。


ぶっちゃけ大変です。


ですが、「どんな子どもに育ってほしいのか」を考えれば、子どもの怒りに向き合うことが大切なことも少しは理解できるかと思います。

りさ
りさ

保育士として何ができるかを
考えていきたいですよね。



私の子どもへの関わり方が正しいとは思いません。(私もまだまだ勉強中!)


ですが、1つでも参考になる部分があれば嬉しいです。

▼子どもの気持ちについて学びたい方におすすめ



子どもの気になる行為の意味について、わかりやすくまとめられているので、読んでいて損はしません!


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