発達障害の子の保育を勉強する方法.特別支援を学んだ保育士が教える

発達障害の子の保育を
勉強したいけど
どうすればいいの?

発達障害の保育が難しい
もっと勉強したい



という方いませんか?


フリーランス保育士のりさです。


大学の時は、教育学部に在籍し、特別支援教育を学んでいました。


保育士になって気づいたことですが、保育士さんは発達障害のことを知らない方が多い!


一方で、勉強したいと思っている方も多いです。


今回は、「発達障害の子の保育を勉強する方法」を紹介していきます。


◇記事の内容◇

・発達障害の保育の勉強法

・発達障害とは

・発達障害の援助方法

・進学について



発達障害の子の保育を勉強する方法


発達障害の子どもの保育を勉強しようと思った時、多くの方が発達障害に関する「本」を読んだり、「研修」に参加したりすると思います。

りさ
りさ

それもOK!
でももっと勉強のやり方は
いっぱいあります!



実際に特別支援教育を学んで、保育士になった私がおすすめする勉強法(内容)は、こちらです。

・発達障害を勉強する

・発達を勉強する

・発達障害の子の援助方法を勉強する

・進学について勉強する



もちろん、発達障害のことを勉強することも大事ですが、他にも勉強すると役に立つこともあります。


今回は、それぞれどんなことを勉強すればいいのか、どう役立っていくのかを紹介していきます。


発達障害の子の保育は勉強すべき


発達障害のお子さんは、1クラスに複数人必ずいる、と断言していいほど、珍しいわけではありません。

りさ
りさ

こんなことを書いている私も
未診断ですが、ADHDだと思っています。


「発達障害の子も個性」という考え方は、全く間違っていません。


しかし、個性として認めることと、保育士が発達障害の知識がないことは、意味が変わってきます。


保育士は、「保育のプロ」として、発達障害のことを学ぶことが大切ではないでしょうか?


発達障害の知識は保育に役に立ちます


発達障害の子どもの保育について学ぶことは、間違いなくあなたの保育に役に立ちます。


子ども理解が深まるだけでなく、子どもの関わり方・見方・環境の整え方など、保育全般で生かせるはずです。


「自分は子ども一人ひとりを見ているから、発達障害なんて関係ない!」と考える方もいるかもしれません。


しかし、発達障害の子どもの保育を勉強すれば、さらにあなたの保育が充実したものになると、思えば勉強してもいいかなーと思いませんか?


発達障害を勉強する


まずは、「発達障害」について学ぶことは大切です。


私は、大学に入るまで「発達障害」のことをほとんど理解していなかったのですが、みなさんはどうですか?

確かに、発達障害を説明して!って
言われたら説明できないかも…



発達障害とは


発達障害とは、生まれつきの脳の機能障害です。


乳幼児のころから症状が出ることが多く、生活の様々な場面で困難を抱えやすいです。

・ADHD

・自閉症スペクトラム

・学習障害(LD)



上記のように分類されることが多いです。

発達障害について詳しく知りたい方



発達障害の子どもは、ADHDの特徴だけ、自閉症スペクトラムの特徴だけ、のお子さんもいますが、ADHDと自閉症スペクトラムの特徴を兼ね備えているという子もいます。


ADHDとは


ADHDには、大きくわけて3つの特徴があります。

・多動性

・衝動性

・不注意

りさ
りさ

ちなみに私は、
衝動性と不注意が
強く出ています。



ADHDと聞くと、「多動」のイメージを強く持つ方が多いかもしれません。


しかし、不注意の特徴が強い子どもだと、常に動き回るという姿は見られないことが多いです。

ADHDのことを詳しく知りたい方


自閉症スペクトラムとは


自閉症スペクトラムには、以下のような特徴がみられます。

・対人関係が苦手

・コミュニケーションが苦手

・強いこだわりがある



自閉症スペクトラムは、以下のようにさらに細かく分類されることが多いです。

・自閉症

・高機能自閉症

・アスペルガー症候群



自閉症スペクトラムの勉強は難しい!?


個人的に感じていることですが、自閉症スペクトラムは、スペクトラム(連続体)という言葉でまとめられたことによって、理解しにくくなっています。


コミュニケーションが苦手という特徴でも、様々な特徴があります。

・人と関わろうとしない子

・人を選ばず関わる子

・相手の言葉の意味を理解することが苦手な子



ざっくり勉強しようとすると、混乱してしまうので、整理しながら勉強することをおすすめします。

自閉症スペクトラムのことをさらに知りたい方


学習障害(LD)とは


学習障害(LD)は、以下のような特徴があります。

・読むが苦手

・書くが苦手

・話すが苦手

・聞くが苦手

・計算するが苦手



これらの苦手は、知的の遅れは関係ありません。

りさ
りさ

私も若干LDな気がしてます。
「読む」が極端にできません…



保育士のみなさんにとっては、学習障害はあまり身近ではないかもしれません。


学習障害に気づくことがポイント


ADHDの子や自閉症スペクトラムの子は、気がつきやすいですが、学習障害のお子さんに保育の中で気づくことは、難しいかもしれません。

だけど、気づくことが重要!



学習障害の子は、保育園生活では、困難を感じることがほとんどないかもしれません。


しかし、小学校に進学してからは、困る場面が増える可能性が高いです。


もし、保育園生活の中で少しでも気づいていれば、学校との連携もしやすくなります。


あらかじめ、学校と連携ができている状態と、できていない状態では、子どもの学校生活が大きく変わってしまうはずです。


発達を勉強する


発達障害の子の保育を勉強する時は、「発達」について勉強することも大事です。


いわゆる定型発達児の発達の勉強です。


意外とわからない発達のこと


大学や短大で、「発達」のことは、なんとなく勉強したと思いますが、あまりよくわかっていない方いませんか?

りさ
りさ

私は、大学の授業だけでは
理解しきれませんでした…



発達のことって、勉強しても勉強しても、なかなかピンとこない部分ありますよね。


しかし、保育士として働き始めたあなたは、もう一度勉強してみてください。


今関わっている子どもたちと重ね合わせながら、発達のことを考えられるので、学生時代よりも理解しやすくなっているはずです。


発達の凹凸を知れる


発達を勉強すると、発達障害の子の「発達の凹凸」を知ることができます。


発達障害の子は、全ての発達が他の子に比べて遅れているのではなく、それぞれの発達によって異なります。


また、発達障害の主な特徴以外の「苦手」に気づくきっかけにもなり、子どものことをさらに理解できるはずです。


援助しやすくなる


発達の凹凸がわかると、保育士としての援助がしやすくなります。

・得意を伸ばせる

・苦手は援助できる



どんな子も、素敵な姿がたくさんあるので、そういった面を伸ばしていきたいですね。


発達障害の子の援助方法を勉強する


発達障害の子の保育を勉強する時、「援助方法」を勉強することも大切です。


もちろん、「子どもに合わせた援助・関わり方」も保育士にとっては、大切です。


それに加えて、療育や特別支援学校でよく使われる「援助方法」を学ぶことも、発達障害の子どもの保育に役に立ちます。


発達障害の援助法


発達障害の援助(支援)方法は、実はたくさんあります。

・視覚支援

・ABA(応用行動分析)

・運動療法

・TEACCH

・SST(ソーシャルスキルトレーニング)



聞いたことがない援助方法が、たくさんありますよね。


発達障害の援助法は保育と似ている


紹介した発達障害の援助法は、実は保育と似ている部分もあります。


ABA(応用行動分析)は、特に似ていると感じています。



ABAと聞くと、なんか難しいことのように思えますが、結局は「子どもの行動の原因を考えて、大人の関わり方を変える」ということです。


上記の本は、わかりやすく発達障害の子の援助方法がまとめられているので、おすすめです。


進学について勉強する


発達障害のこと・発達のこと・援助法、ここまで勉強する保育士さんは、多いかもしれません。


しかし、忘れてはいけないことが、「進学」について勉強することです。


進学の選択肢


保育園を卒園したあと、発達障害の子どもの進学先の選択肢は、実はたくさんあります。

・普通級

・普通級に進学して通級する

・支援学級

・特別支援学校



進学を考えなければいけなくなった時、どこに進学することが、子どもにとってベストなのか考えるために、保育士は、それぞれについて知る必要があります。


特別支援教育の考え方


特別支援教育の考え方は、少し頑張ったらついていけるレベルの学級に進学するのではなく、その子に合う学校に行くのがよい、と言われています。


よくあるのが、普通級に行って、勉強がついていけなかったり、集団生活で困難を抱えて、年度途中から支援級に行くというパターンです。


一見、別になんともないように思えますが、子どもにとっては、「自分はできないんだ」「下のレベルに落ちたんだ」と自己否定になってしまう可能性が高いです。


保育士のみなさんは、この考え方を知っておくことで、保護者との連携や小学校との連携の時に、役に立ってきます。


通級とは


保育士のみなさんは、通級を知っていますか?


通常は、普通級に在籍しながら、苦手な教科の時だけ、個別の授業を受けたり、支援学級で勉強したりします。


ただし、通級は、全ての学校に設置してあるわけでは、ありません。


また、通級がある学校だとしても、希望する授業・学習内容を開講していない場合もあります。


このような場合は、保護者の送迎が必要になってくるので、通級での進学は、誰でもできるわけではありません。


支援級と特別支援学級の違い


支援学級と特別支援学校は、似ているようで大きく違います。

・支援学級→通常の小学校内にある学級

・特別支援学校→1つの学校としてある



支援が手厚いのは、特別支援学校です。


特別支援学校(知的)の小学部は、教員1人に子ども2人~3人という人数配置になっています。


支援学級は、学校によって大人と子どもの人数配置が異なります。


1対1で授業している学級もあれば、10人の子を1人の教員が見ている学級もあります。


これは、特別支援学校で教員している方から聞いた話ですが、支援級の進学は、生活習慣の自立(着替えや排泄・食事)が、条件になっているようです。


発達障害の子の保育の勉強してみませんか?


ここまで発達障害の子の保育の勉強について紹介してきました。


勉強法や内容について、おさらいしてみます。

・発達障害を勉強する

・発達を勉強する

・発達障害の子の援助方法を勉強する

・進学について勉強する



発達障害の子の保育に関する勉強は、発達障害だけでなく、広い知識が必要です。


また、進学を見越した援助も重要になってくるので、進学について知ることも大切です。


発達障害の子の保育の勉強をしたいへ


発達障害の子の保育の勉強をしたい方におすすめの本を紹介します。



発達障害のことを学びたいあなたは、まずこの1冊から。



保育園での援助方法が勉強したいあなたは、この1冊がおすすめ!


どっちも、イラストが多く読みやすい本なので、おすすめですよ!!

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