保育に正解はない.だからこそ考え続けなければいけない

保育学生
 

保育の正解ってなんだろう?

ともだち
 

保育って正解がないから難しい



という方いませんか?

フリーランス保育士のRisaです。

あなたは「保育に正解がある」と思いますか?

私は、「保育に正解はない」と思って、保育をしています。

今回は、「保育には正解はない」というテーマで話をしていきます。

この記事は、あくまでも、りさ個人の考えですが、「保育」に携わる上で、大切だと思うことをまとめていきます。


保育に正解はない


保育には、「正解がない」これが私の考えです。

正解がないからこそ、保育士は毎年子どものことで悩み、「どうしたらよりよい保育ができるのか」を考え続けているはずです。


1人として同じ子はいない


人間は1人として同じ子はいません。

1つのことを伝えるにしても、伝え方は変わってきます。

・Aちゃんには言葉で伝える

・Bくんには言葉とジェスチャーで伝える

・Cくんは言葉で伝えたあと近くで見守る



保育士は、クラス全員の特徴や特性を理解して、一人ひとりに合う関わり方で保育しているはずです。

りさ
りさ

一斉に伝えてみんな理解できるわけない
と思うんです…。



また、「クラス」も特徴があります。

「去年の3歳児クラス」と「今年の3歳児クラス」、「来年の3歳児クラス」は、全てクラスの雰囲気が変わります。

個人を理解することも大切ですが、「個」が集まった「集団」はどうなるのか、しっかり把握していくことが大切です。

個が違えば集団が変わる



つまり、保育に正解を出すことなんて無理なんです。

正解がないことが保育士の楽しさであり、難しさだと思いませんか?


多様な考え方があって当たり前


1人として同じ子どもがいないように、1人として同じ保育士はいません。

保育に対する考え方が、多様になることは当たり前です。

私の考え方に共感できる人もいれば、共感できない人もいるはずです。



保育士は、多様な考え方を認め合いながら、今向き合っているクラス・子どもに対して「よりよい保育」をしてくことが大切です。

時には意見を主張し、時には妥協することが、保育士同士でも必要なのではないでしょうか?


保育に正解はないと思うエピソード


ここで、「保育に正解はないと思うエピソード」を紹介します。

園庭遊びの場面です。



高い壁に登る面白さに気づいた子どもたち。

勘がいい子や身体が大きな子、身体の使い方が上手な子は、パッと壁を登ってしまいました。

しかし、中には登れない子がいます。

登れなかった子は、園庭にあるおもちゃの中から、「踏み台」を見つけてきました。

ここで、保育士同士で考え方の差が生まれました。

・りさ:子ども自身の力で登ってほしいと思う(道具は使わないでほしい)

・A先生:子どもが道具を見つけてきたことを認めたい(道具を使うことOK)



私の考えは、「自分の力でやってほしい」という思いが強かったので、「道具を使わないで登ってほしい」と考えていました。

道具を使うことで、子どもの力以上のパワーが働いて、大きな怪我にも繋がってしまうので、自分の力を大切にしています。

りさ
りさ

だけど、A先生の考えもわかる!



A先生は、子どもが「どうやったらできるようになるのか」を考え、見つけた答えを大切にしているんだと思います。

子どもが自分で考えて見つけた解決策だからこそ、認めてあげたい!という考え方も理解できます。

個人的には、この2つの考え方どちらか正解ということは難しいと考えています。

もちろん、私は子ども自身の力で登ってほしいと思っていますが。



ここでのポイントになることは、「何を大切にしたいか」という点です。

「自分の力で登ってほしい」ことを大切にするなら、道具を使わないほうがいいかもしれません。

しかし、「子どもの考えを大切にしたい」なら、道具を使ってもOKです。(もちろん、ケガのリスクが上がるので近くで見守っていることが必要です)

このように、「保育士が何を大切にするのか」によって、対応が変わってきます。

「保育に正解はないな」と思いますよね。


答えがないのと考えないのは違う


「保育に正解はない」とお伝えしましたが、「保育のことを考えない」とは違います。

保育士の中には、「正解はないんだからなんでもOK」という考えを持っている方もいるかもしれませんが、それは違うような気がしませんか?

先ほどのエピソードの時に、「踏み台は使ってダメなんだからダメ」と思っていたら、意味がありません。



それは完全に大人の都合のルールの中に子どもを押し付けているだけではないでしょうか?

「子どもが何をしようとしているのか」、「あなたが何を大切にして保育しているのか」を考えることが大切です。


保育の正解は「子ども目線で考えること」


保育の正解を唯一見つけるとしたら、「子ども目線で考えること」ではないかと考えています。

保育中は、常に「子ども目線」になって、子どもの行為・言動・様子を見ていくことが大切です。


子どもは何をしようとしている?

保育学生
 

子ども目線で考えることって何?



子ども目線が考えるって言われても想像しにくいかもしれませんが、「子どもが何をしようとしているのか」を考えることだと考えています。

幼児より乳児の保育のほうが、わかりやすいかもしれません。

言葉が発達していない0歳児、1歳児も周囲の環境に興味を持ち、遊んだり探索をしたりしています。

その行為を見て、「何しようとしているのかな?」と想像することが、子ども目線で考えることの第一歩です。


どうしてその行為をしている?


「何しようとしているのかな?」と考えたら、「どうしてその行為をしているのかな?」と考えることが大切です。

子どもの行為には、必ず理由があります。

手持ち無沙汰におもちゃを触っている時も、「手持ち無沙汰」と片付けてしまうのではなく、「どうして?」を考えてみると、さらに子どもの行為を理解できます。

・遊び方がわからない

・遊びたいおもちゃがない

・お友だちと遊びたいのに自分から声をかけられない

・体調が悪くて精神的に落ち着かない



「なんでそうしているのかな?」と考えることで、どのように保育士が関わっていけばいいかが見えてきます。

「何をしているか」がわかったら、「どうしてやっているのか」を考えていけると、「子ども目線」で子どもの姿を見られるようになります。


大人目線で考えることは違う


「子ども目線」で考えることが大切だとお伝えしていきましたが、逆に「大人目線」で考えてしまうと、保育ではなくなってしまいます。

大人目線で子どもを見ると、一気に「支配」になってしまう気がします。



例えば、「お部屋の中で走っている子」がいたとします。

・大人目線:走ったらだめ!と一方的に制止する

・子ども目線:なんで走っているのか考える



大人目線で「お部屋を走っている子」を見ると、「いけない行為」「やめてほしい行為」だと感じて、「走りません」と一方的に行為をやめさせようとしてしまいます。

「歩こうね」なんて言ったって、1歳や2歳の子は止まりませんよね(笑)



しかし、子ども目線で見ると、「走る」行為も見え方が変わってきます。

「身体を動かして遊びたいのかな?」と思えば、お部屋の中でスペースを作って、身体を動かして遊べる場所を作ることもできます。

「お部屋のおもちゃに飽きてきたのかな?」と考えれば、部屋の環境やおもちゃを見直すことができます。

大人にとっては、「やめてほしい行為」も、子ども目線で考えることで、よりよい保育ができるはずです。



正解のない保育で意識すること



正解のない保育の中で、「子ども目線で考える」ことが大切だとお伝えしましたが、さらに3つのポイントがあります。

①自分が大切にしたいことを考える

②担任間の考えを統一する

③常に考え続けること



この3つを意識することで、さらに保育の質が上がっていくはずです。


①自分が大切にしたいことを考える


1つ目は、「自分が大切にしたいことを考える」です。

あなたが保育の中で大切にしたいことはなんですか?



自分が保育の中で大切にしたいことを明確に頭の中に持つことは、とっても大切です。

保育士のあなたがブレたら、子どもたちは日々混乱してしまいます。

昨日はよかったのに、今日はダメなんだ…



子どもたちが保育園で不安にならないためにも、「自分の保育に対する考え」をしっかりを持つようにしましょう。

特に「自由保育」の園で働いている保育士さんは、自分がブレないように意識してください。

りさ
りさ

私も自由保育の園で働いていましたが、
自由だからこそ、大人はブレてはいけないと
強く感じました。



保育は正解がないからこそ、自分の中で明確な考えを持つことが必要です。


②担任間の考えを統一する


2つ目は、「担任間の考えを統一すること」です。

保育の考え方は、保育士によってそれぞれ違います。

しかし、担任が違う方向を向いて保育をしていたら、子どもたちは混乱し、保育園の生活がしにくくなります。

あの先生はよくて、この先生はダメなのか…。



保育士それぞれの考え方はありますが、クラス担任で意見を出し合いながら、「このクラスとしてはどれがいいのか」を見つけていき、担任全員が同じ考えの元で保育をすることが大切です。

もちろん、妥協しなければいけない部分もあるかもしれませんが、全ては「子どものため」に、クラスとしての意見をまとめることは、とっても重要になってきます。

担任が同じ考えを持っていれば、協力や連携もしやすくなりますよ!



なかなか話し合う時間はないと思いますが、時間を見つけて話ができるといいですね。


③常に考え続けること


3つ目は、「常に考え続けること」です。

保育士は、考えることをやめたらそこで成長がストップしてしまいます。

成長が止まってしまうどころか、子どもたちは成長し変わっていくので、保育の質がどんどん下がってしまいます。

1つ解決したと思ったら、3つくらい新しい課題が生まれるのが保育な気がします。



常に目の前の子どもやクラスのことを考えることが、「正解のない保育」の中で大切です。

たとえ、経験をたくさん積んだ保育士であっても、「どうしてかな?」「もっといい関わり方はないかな?」と、考えていくことで、保育士としてさらに成長できるはずです。


保育に正解はないけど正解を探し続けている


ここまで、「保育には正解がない」というテーマで話をしていきました。

あくまでも、りさ個人の意見ですが、「保育士は常に子ども目線で考え続けること」が大切だと考えています。

保育園の中には、「○○の時には△△しましょう」とマニュアルが決まっている保育園もあるようですが、保育はマニュアルでは、説明ができないはずです。

もちろん、「育児行為は子どもに声をかけてから行う」など、保育に適した関わり方はあります。



適した関わり方はありますが、それをどのように行うのか、どのような言葉をかけるのか、どのような環境で行うのか、を考えるのは、それぞれの保育士の役割です。


保育士同士喧嘩したっていい?


保育には正解がないため、時には保育士同士の意見がぶつかることもあるかもしれません。

それも大切ではないでしょうか?

子どものことを考えているからこそ、意見がぶつかります。

りさ
りさ

ちなみに、私は喧嘩したことあります(笑)
(普段は仲良しですよ!)



意見がぶつかりながら、お互いの意見の良さを認め合って、よりよい保育を作り上げていくことも大切です。

しっかり子どものことを考えていれば、喧嘩したことも笑い話になりますよ。

保育士みんなで、「保育」のことを考えていけたらいいですね。


意見を言い合える保育園で働きたい!


「子どものことを考えた保育をしたい」、「マニュアルじゃない保育をしたい」そんな人は、自分に合う保育園で働くことが大切です。

保育士専用の転職サイトには、検索では見つけられない園の情報をたくさんみることができます。

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まずは、登録だけでもしてもいいかもしれませんね!

ということで今回は終わりにします。

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