保育士の連絡帳の書き方の基本、元保育士が意識してた10のポイント

ママ
 

保育園の連絡帳って書くの苦手…

保育学生
 

保育士が連絡帳を書くときってどんなことを意識すればいいの?



という方いませんか?


元保育士のRisaです。


連絡帳は、数えきれないくらい書いてきました。


結構書くのが好きです。


今回は、「保育士の連絡帳の書き方の基本」について紹介していきます。


実際に保育士をやっていた時に意識していたことも紹介していきます。


保育士の連絡帳の書き方の基本


保育園の連絡帳は、せっかく書くなら保護者も保育士も楽しめるといいですよね。


やらなきゃいけないという義務感で書くよりも、書きたくてしょうがないという気持ちで書いた文章のほうが、読んでて楽しい内容になるはずです。


連絡帳の書き方の基本は、

・丁寧に

・誠実に

・一生懸命書く



これが大切です。


連絡帳で上手な文章を書こうとすると、難しくなるので、保護者に伝わる文章を書くことを目標にすればOKです。


連絡帳を書く前に、連絡帳の「役割」について知っておくと、連絡帳が書きやすくなるので、「連絡帳の役割」を下記にまとめます。

・家での様子を知る

・保育園での様子を伝える

・連絡を伝える

・コミュニケーションを取る

・保護者の悩み相談を受ける



上記が主な連絡帳の役割です。


詳しく紹介していきます。


家での様子を知る


連絡帳は、保護者の方も書いてくれるので、家庭での様子を知ることができます。

・食事の内容

・生活習慣

・保護者の性格

・保護者が子どもをどんな風に見ているか



上記のようなことが、連絡帳からわかります。


連絡帳には、情報がたくさん詰まっているので、見逃さないようにしましょう。

連絡帳をよく見ると、夜中に寝ている…みたいな子どももいますよね。



また、こういった情報は、育児の相談を受けたときの参考にもなります。


保育士が連絡帳を書くときは、保護者の連絡帳の書き方に合わせて書くと、伝わる連絡帳を書くことができます。

・柔らかい文章には柔らかい文章で返す

・しっかりした文章には、しっかりした文章で返す



上記のように、保育士の書き方も保護者に合わせられるといいですよ。


保育園での様子を伝える


連絡帳の役割のメインになることが多いのが、「保育園の様子を伝える」ということです。


あなたが、1日子どもと生活する中で最も伝えたいと思ったことをエピソードで書きましょう。


きっと、エピソードがしっかり書いてある連絡帳は、保護者も嬉しいはずです。


連絡を伝える


連絡帳では、持ち物や行事の連絡をすることもできます。


言葉で書くことによって、保護者も忘れにくくなるというメリットがあります。


特にお迎えが遅くて直接話ができない保護者には、連絡帳を活用して保護者に伝えることができます。


コミュニケーションを取る


連絡帳では、保護者とのやり取りを通して、コミュニケーションを取りながら、信頼関係を築くこともできます。


登園、降園の時の会話でも関係づくりはできますが、連絡帳もそういった役割を果たす大切なツールです。

このコミュニケーションが楽しくなってくると、連絡帳を書くのが楽しめるようになりますよ。



保護者の悩み相談を受ける


時には、保護者から、育児の悩みや子育ての相談を受けることもあります。


保育の専門性を生かしながら、保護者とともに悩みを一緒に考えていくことも大切なことです。


普段から、相談しやすいやり取りを心掛けることも大切ですよね。


ここまでが、連絡帳の役割です。次は、書き方のポイントを見ていきましょう。


保育士の連絡帳の書き方10のポイント


保育士が連絡帳を書くときのポイントを今回は、10個紹介します。


10個どれも保育士時代に意識していたことです。


まずは、6つ紹介します。

①いいところを伝える

②保護者の意図を汲み取る

③エピソードは1つか2つ

④具体的に書く

⑤共感する

⑥専門性を入れる



そして、下記4つが気をつけるポイントです。

⑦否定しない

⑧絵文字やカタカナは基本使わない

⑨トラブルは書かない

⑩ネガティブなことは書かない



さっそく、具体的に紹介していきます。


①いいところを伝える


連絡帳は、ポジティブなことを書くようにしましょう。

卒園後も連絡帳を取っておいて、後から見返す保護者もかなり多くいます。


成長してから読んでも、「楽しい」と感じられるような内容を書きましょう。


②保護者の意図を汲み取る


連絡帳には、保護者の思いがたくさん詰まっています。


保護者が何を伝えようとしているかを考えて、メッセージをしっかりと受け取りましょう。


「○○してほしいです」と直接伝えてくれる時は、保護者の意図が分かりやすいですが、いつもわかりやすいわけではありません。

・風邪をひいています

・週末熱がありました

・便秘気味です

・親のことを叩くのですが、お友だちのことは叩いてませんか?



上記のようなメッセージには、どんな思いが隠れていると思いますか?


こんな思いが隠れているかもしれません。

〇体調のことを書く
 →体調面を気にしながら過ごしてほしい
 →無理な活動はしないでほしい

〇叩くなど問題行為
 →心配
 →保育園ではやってほしくない
 →もし叩いてたらトラブルにならないか心配



上記のように、言葉には表れていないメッセージが隠れていることが多いです。


そういった裏メッセージに気づいた時は、連絡帳にメッセージを受け取ったことを書くか、お迎えの時に様子をお伝えするなどができると、保護者は安心することができるはずです。


③エピソードは1つか2つ


1日の中で面白いと思うエピソードはたくさんありますが、1つもしくは2つ程度に絞って書きましょう。


エピソードをたくさん書いてしまうと、それぞれのエピソードが薄くなってしまいます。


エピソードを絞って、詳しく書いたほうが保護者も読んでて楽しい内容になるはずです。


④具体的に書く


エピソードを絞ることに繋がりますが、エピソードを書くときは、具体的に書きましょう。


文章を読むだけで、子どもがどんなふうに保育園で過ごしているのかが、伝わるような文章を目指していきます。


(具体的なエピソードの書き方は、後に紹介します)


⑤共感する


保護者が書いてきてくれた、「家でのエピソード」「悩み」「困っていること」には、共感の言葉で返してあげましょう。


連絡帳の書き始めは、保護者からのメッセージの返信を書くようにすると、書きやすいですよ。


⑥専門性を入れる


保育園でのエピソードを書く時や、育児の相談を受けた時は、保育士の専門性を取り入れて書くと、さらにいいですよ。


遊びのエピソードだったら、

・成長を感じたこと

・発達が促されたこと



などを保護者にわかりやすい言葉で、伝えることによって、保護者の普段の育児にも生かされるかもしれません。


⑦否定しない


ここからは、気をつけることです。


最も大切なことは、否定をしないということです。


連絡帳を読んでいると、「おや?」と思うことがあるかもしれません。


そういった時も、保護者の言葉や行為は否定しないことが大切です。


もし、伝えたいことがあったときは、否定はせずに「さらにこうしたらもっといいかもしれませんよ」という感じで書くことをおすすめします。

保護者も連絡帳に書いているということは、否定してほしくて書いているわけではないはずです。



⑧絵文字やカタカナは基本使わない


絵文字やカタカナは、勤務する保育園ルールに従ってほしいですが、基本的には使わないほうがいいです。


絵文字やカタカナは、人によって受け取り方が異なってきます。

誤解を与えるような表現は、なるべくしないほうが、いいですよ。



今は、LINEもスタンプ1つで返すことが多くなり、連絡帳でも絵文字などを使いたくなる気持ちはわかりますが、連絡帳では控えておきましょう。


⑨トラブルは書かない


保育園は集団生活なので、お友だちとのトラブル等がありますが、基本的に連絡帳には書かないようにします。


書くとしても、

お友だちと遊びの方向性で言い争いになりましたが、しっかり2人で話し合い、解決して遊ぶことができていましたよ。



というように、トラブルがきっかけで成長を感じることができた、というエピソードがあるときだけにしておくことをおすすめします。


連絡帳は後に残るものなので、基本は書かないほうがいいです。


⑩ネガティブなことは書かない


トラブルと同様に、ネガティブなことも書かないようにしましょう。


連絡帳を後から読み直したとき、ネガティブなエピソードが書いてあったら嬉しくないですよね。


もし、どうしても伝えなければいけないことがあるときは、保護者に直接口頭で伝えるようにしたほうがいいです。


連絡帳は、保護者が読んで嬉しいと感じるエピソードだけを書くようにするのが、基本です。


連絡帳で育児の相談をされたら?


時には、育児の相談を受ける時もあります。


核家族が増えて、育児の相談をする相手がいない保護者が増えています。


やっとの思いで、相談してきてくれたと思うので、誠心誠意返信するようにしましょう。


否定しない


育児の相談をされた時に大切にしたいことは、どんな相談でも否定しないことです。


まずは、悩みを受け止めましょう。

保護者の困り感に共感する


悩みを受け止めたら、保護者の困っていることに共感しましょう。


例えば、「おねしょが続いていて困っている」という相談をされたとき、



上記のようにイライラしてしまう気持ちに、「ママの気持ちわかるよ!」と伝えてあげることが大切です。


悩みを相談できる場がない保護者もたくさんいるので、気持ちを受け止めてほしいと思っている保護者もたくさんいます。


子どもの気持ちを言葉にする


育児の相談は、子どもの困った行動で相談してくることが多いと思いますが、「どうして子どもはそういったことをするのか」を想像して言葉にしてあげることも必要です。

朝にぐずぐずして困る
  ▼
ママともっと一緒にいたいんですね。
ママのことが大好きなんですね。



上記のように、子どもの気持ちを書くことによって、保護者も困った行動だけに目を向けるのではなく、子どもの気持ちにも目を向けることができるようになるかもしれません。


子どもの気持ちに気づくことで、気持ちを受け止めながら関わることができるかもしれません。


保育園での様子を伝える


保育園でも相談内容に似た場面があるときは、園での様子を伝えましょう。

・子どもがどんな様子でやっているか

・保育士はどのように関わっているか



保育園での様子を伝えることが、解決のヒントになるかもしれません。


具体的な対応を伝える


具体的な対応を伝える時は、保育士の専門性を生かして、書いていくことができるといいですよね。


相談内容に似た場面が保育園でもあるときは、保育士の対応と子どもの姿を書くと、それが参考になることがあります。


また、具体的な対応を書く時は、「こうすべきです。」と書くのではなく、「こうするといいですよ。」と提案する形で書くと、保護者は受け取りやすくなるかもしれません。

・子どもの気持ち

・保護者の思い



どちらも受け止めた上での、提案ができるといいですよね。


成長を言葉にする


保護者が相談してくる困った行動の中には、成長したからこそ見られる姿も多いです。


そういうことに関しては、成長を感じられるということを保護者にも伝えていきましょう。


保護者も成長だと思えると、子どもの見方が変わって、関わり方も変わるかもしれません。


保育園のエピソードの書き方は?


保育園の連絡帳を書く時、メインになることの多い「エピソード」の書き方に悩む保育士さんもいますよね。


保育園のエピソードを書く時は、保護者の思いや状況を考えてみると、書きやすくなります。

・自分の子が保育園で楽しく元気に過ごしているかを知りたい

・保育園の様子は見ることができない



上記を踏まえた上で、連絡帳を書くようにしましょう。


連絡帳に書くエピソードの例


連絡帳に書くエピソードは、登園してから降園するまでのどんな場面でも書くことができます。

・登園の様子(保護者と別れてから)

・朝の支度

・散歩(準備、道中、公園での遊び)

・園庭遊び(準備、遊び、片付け)

・室内での様子(遊び、排泄、食事、着替え、活動、お昼寝)

・体調面



上記のように、どんな場面でも書くことができます。


「遊び」も、一人遊び、お友だちとの遊び、保育士とのやり取りなどたくさんの要素があります。


保育士は、常に子どもの様子を見ながら、連絡帳に書くエピソードを選択できるといいです。


連絡帳にエピソードを書くときのポイント


連絡帳にエピソードを書く時のポイントは、とにかく具体的に書くことです。

・誰が

・何で(道具、おもちゃなど)

・どんな風に

・やりとりの内容

・その結果

・成長を感じたポイント

・保育士が感じたこと



上記を取り入れながら、文章を読むだけでどんな風に遊んだり、生活したりしていたのかが伝わるように書いていきます。


また、子どもの姿から保育士が何を感じたかを書くことは、保育士が子どもをどのように見ているのかを伝えることもできるので、取り入れたい要素です。


保育園の中には、これは連絡帳に書きたいと思うエピソードがたくさんあるので、面白いと思ったことは、キーワードだけでもいいので、メモをしておきましょう。

・砂場

・スコップ

・穴掘る



この程度メモをしておけば、連絡帳を書く時に思い出しながら書けるのではないでしょうか?


保育士の連絡帳の書き方で参考になる本


連絡帳を書く上で、参考になる本を紹介します。



文例もかなり多く掲載されているので、1冊持っておくと、連絡帳を書く時にかなり役に立ちます。


私は、これを1年目の時に買って、かなり勉強になりました。


保育園の連絡帳の書き方に困ったら先輩保育士に聞け


ここまで、保育園の連絡帳の書き方に付いて紹介してきました。


押さえておくべきポイントはこれです。



まずは、これを意識すれば、素敵な連絡帳を書くことができるはずです。


しかし、時にはどうやって書いたらいいのか、わからないことってありますよね。


そんな時は、「先輩保育士」に聞きましょう。


きっと、一緒に考えてくれて、素敵なアドバイスをくれるはずです。


ぜひ、この記事も参考にしながら、連絡帳を書くことを楽しんでくださいね。


ということで、今回は終わりにします。

▼連絡帳を書く時に参考になる本は、これ!

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