保育士にとっての遊びのポイント.遊びを見るってどんなこと?

保育学生
 

保育士が意識したい
遊びのポイントって何?

ともだち
 

遊びを見るって
どいうことだろう?



という方いませんか?


フリーランス保育士のりさです。


保育園保育士をやっていた時は、「遊び中心」の保育園で働いていたので、「遊び」については、かなり考えてきました。


今回は、「保育士側から見る遊びのポイント」を紹介してきます。


「遊びを見る」という点に注目して、考えていきます。

◇記事の内容◇

・遊びを見ることの大切さ

・遊びを見るポイント

・遊びに関する研修例



保育士にとって遊びのポイント


保育士が「遊びを見る」時のポイントは、「何をしようとしているのか」を見ていくことです。


乳幼児の子どもたちにとって生活の中心は、遊びです。


生活の中心である遊びを、保育士がどのように見ていくか、によって保育の質が大きく変わっていきます。


一般的な保育士の遊びのポイント


保育士が「遊びを見る時」の一般的なポイントとして、以下のような配慮をイメージするのではないでしょうか。


・安全に配慮すること

・背中を壁に向けない

・楽しく遊べるように援助する

・一緒に遊ぶ



もちろん、どれも大切なことですが、最も大切な「何をしようとしているのか」という視点が欠けてしまっています。


新人保育士に指導するときも、

全体を見ることを意識してね!



と言ってしまいがちです。


しかし、全体を見るだけだったら、誰にでもできます。


保育士に必要なことは、「全体を見た上で、さらにどのように遊びを見ていくか」ということです。


なぜ遊びを見ることが大切なのか


保育士は、どうして遊びを見ることが大切だと思いますか?

保育学生
 

えっと…
子どもの発達がわかる?



もちろん、遊びを見ることで、子どもの発達もわかります。


遊びを見る力は、「保育の質」に直接影響していきます。

☆ポイント☆

遊びを見る力=保育の質



遊びをしっかり見れるようになることで、以下についてもわかるようになっていきます。

・子どもの成長、課題

・子どもの心理的安定

・環境は適しているか

・玩具や道具は適切か

・保育士としてどんな援助ができるか



遊びを見ることが上手い保育士さんは、子どもが求める援助ができるので、関わり方も上手だなと感じます。


また、ポイントを押さえて遊びを見れるようになると、記録を書くこともうまくなっていきます。

りさ
りさ

記録をうまく書こうとしなくても
普段見ている子どもの遊びを
そのまま書くだけで
素敵な記録の出来上がりです!



このように、保育士にとって遊びのポイントとは、「遊びを見る」ことであり、遊びを見るには、「子どもが何をしようとしているのか」を見ていくことが大切です。


保育士が遊びを見るポイント


保育学生
 

でも、どうやったら遊びを見れるようになるの?



急に「遊びを見る」ことが大事、と言われても、どうやって遊びを見たらいいか、わかりませんよね。


大前提として、「子どもが何をしようとしているのか」の視点は、忘れないようにしてください。


「何をしようとしているのか」を見ることを前提として、どうやったら子どもの遊びをしっかり見ていけるのか、具体的な方法を紹介します。


どこで・誰が・何をしているか


先ほど、保育士が遊びを見る時は、全体を見ることが必要である、という話をしました。


全体を見る時に意識してほしいことが、

「どこで・誰が・何をしているのか」を常に把握すること



これを意識してみてください。


なんとなく全体を見るのではなく、「クラス全員が何して遊んでいるか」を把握できるように意識することが大切です。


子どもと1対1で絵本を読んでいる時も、あなたの頭の中には、他の子どもが「どこで何をしているのか」をイメージできるくらい、見れるといいですね。


意識してクラス全体の遊びを見ると、以下のことができるようになります。

・遊びの流れがわかる

・子ども同士の関係がわかる

・遊びのはじめのきっかけがわかる



「全体を見る」という当たり前の行為も、ちょっとした意識で質が上がっていきます。


会話を見る


子ども同士のやり取りが増えてきたら、会話の流れを把握することもおすすめです。


ただ、子どもの会話を聞くこともいいですが、余裕がある時は、メモしてみましょう。


子どもの会話を改めてじっくり聞くと、遊びを展開するために話し合う様子や、子ども同士の関係を把握できます。

りさ
りさ

よーく聞いてみると
新しい発見があるかも



一見、うまくいっている会話でも、実は1人の子が話を仕切っていたり、一方的に話が進んでいたりします。


子どもの会話は、聞けば聞くほどおもしろいので、ぜひ聞いてみてください。


子どもの動きを見る


子どもの動きを見ることは、どの年齢でもできますが、個人的には乳児クラスでじっくり見ることがおすすめです。


お部屋でも園庭でもいいですが、どのように子どもが動いているのかメモしてみましょう。



お部屋の環境の図があると、メモしやすいです。


余裕があれば、各場所でどんな遊びをしているかもメモできると、さらに遊びを見れるようになります。


子どもの動きは、遊びの夢中度や体調によって変わってきます。


また、どんなことに興味を持ちやすいのか、何がきっかけで移動したのか、などに気づくきっかけにもなります。


子ども同士の流れを見る


子ども同士の遊びは、「会話」を記録することもおすすめですが、子どもの人の流れを把握することもおすすめです。


子ども同士の遊びは、ずっと同じメンバーで遊ぶこともありますが、メンバーが入れ替わりながら遊ぶことも多いですよね。


1つの遊びに対する、「人の流れ」や「遊びの展開」を見ていくと、たくさんの発見があるはずです。


保育士が遊びのポイントを押さえるための研修例


保育士がポイントを押さえながら、遊びを見ていくために、園内研修を行う保育園もありますよね。


園内研修でどんなことができるか、研修の例を紹介していきます。


ふせんを上手く利用しよう


「遊びを見る」を研修のテーマにする時は、「ふせん」を有効活用することをおすすめします。


口頭で、それぞれの意見を発言してもいいですが、いきなり発言することは、ハードルが高いです。


しかし、ふせんに自分の考えを書けば、負担なく自分の考えをまとめられます。

・テーマとなる遊びのエピソードやVTRを見る
  ↓
・ふせんに考えを書く
  ↓
・書いたことを共有する



最初は、すぐに自分の考えを出せない人もいるので、期限を決めて書いてきてもらうことも1つです。


目的は広い視野を持つこと


「遊び」をテーマにした研修を行うと、保育士のみなさん、緊張しませんか?

保育学生
 

自分の考え方が
間違っている気がする…



「研修」という名前がついているので、どうしても正解を求めてしまいます。

りさ
りさ

マル・バツで判断する
日本の教育のよくない
ところですよね…



しかし、遊びの研修で大切なことは、「広い視野を持つこと」です。


自分の考えが、別の保育士の考えを広げるきっかけになり、他の保育士の視点が自分の学びになります。

自信を持って自分の考えを伝えよう!



研修を仕切る方は、テーマからずれないことを意識して、話し合いを進めてみてください。


もし、本来考えてほしい視点が、保育士の意見から出てこない時は、「○○についてはどう思う?」と質問を投げかけてみてもいいかもしれません。


研修例①心の声を想像し合う


研修の具体的な内容として、「心の声を想像し合う」があります。


乳児の遊びの研修で有効的です。

・特定の子の遊びのVTRを見る

・言葉に表れない子どもの気持ちを考えてメモする

・それぞれ考えたことを共有する



子どもの心を想像することは、「何をしようとしているのか」に直接関係します。


実際にやってみたことがありますが、思っている以上に想像できない保育士さんもいました。


固く考えず、子どもの遊びにアテレコするつもりで、考えてみると思いつきやすいかもしれません。


研修例②遊びの中での経験を考える


遊びの中での経験を考えることは、乳幼児どちらの遊びでもできます。


動画を取ったほうが、具体的にイメージしやすいですが、エピソードが書かれた文章でも研修できます。


考える内容は、以下を参考にしてみてください。

・遊びの中で子どもはどんな経験をしているのか

・なぜその経験ができたか

・何を学んでいるのか

・課題はあるか

・保育士の関わり(見守り)は適切であったか



「この遊びを見て思うことを書いてください」よりは、最初はある程度「何について考えるのか」を限定したほうが、保育士さんたちは自分の考えを書きやすいはずです。


様々な視点から、遊びを考える経験を積むことで、1つの遊びを多様な視点で見れるようになります。


研修例③さらなる遊びの展開を考える


遊びの場面を見て、「さらに遊びが展開するにはどんな援助が必要か」について、意見を出し合うことも大切です。

・現在の環境設定でいいのか

・玩具や道具は適切であるか

・保育士はどのように関わっていけばいいか



玩具を1つ変えるだけ、保育士が一言かけるだけ、これだけでも子どもの遊びは展開していきます。


子どもが自分たちで遊びを広げようとする姿を大切にしながら、「もっとこうしてみよう!」と思った時に、すぐにできるような状況を作っておきたいですよね。


そのためのアイディアを広げるために、園内研修で「遊びの展開」について考えることもおすすめです。


保育士にとって遊びのポイントは「見る」だ!


ここまで、「遊びを見る」ということを中心に、保育士にとっての遊びのポイントを紹介してきました。

保育学生
 

遊びのポイントってなに?



と思っていた保育士さんは、ぜひ子どもたちの遊びを「見て」ください。


「何をしようとしているのか」を意識しながら遊びを見ることによって、

・子どもの成長、課題

・子どもの心理的安定

・環境は適しているか

・玩具や道具は適切か

・保育士としてどんな援助ができるか



たくさんの気づきがあります。


子どもの遊びは、見れば見るほどおもしろいので、楽しみながら保育士の専門性を高めていければいいですよね。
ということで、今回は終わりにします。


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