これは勉強になる!「子どもの気持ちがわかる本」を読めば保育が変わる

保育に役立つ本ないかな?

「子どもの気持ちがわかる本」が
気になるけどどんな本?



という方いませんか?


この本知ってしますか?



Amazonの評価もとってもいい本だったので、ずっと気になっていました。


今回、「子どもの気持ちがわかる本」を読んでみたので、要約と感想を紹介していきます。

りさ
りさ

まじでおすすめです!



「子どもの気持ちがわかる本」を読めば保育が変わる


「子どもの気持ちがわかる本」なんか、ありきたりなタイトルに「本当に役に立つのかな?」なんて考えていましたが、これとっても面白いです。


保育士のあなたは、間違いなく保育に役立つ知識をたくさん学べるはずです。


どんな人が書いたの?


「子どもの気持ちがわかる本」の著者は、「イザベル・フィリオザ」というフランス生まれの心理療法士の方です。


イザベル・フィリオザさんの経歴を簡単にまとめておきます。

・パリ第5大学で臨床心理学の博士号を取得

・独自のセラピーを開発し、大人や子どもの治療にあたる

・現在は講演会やテレビなどを通して子育て世代から絶大な人気を得る



とりあえず、凄い人です。


「子どもの気持ちがわかる本」の中で衝撃の一言


「子どもの気持ちがわかる本」の冒頭で、こんな言葉が書いてあります。

子どもたちが言うことを聞かない原因の多くは、私だったのです。

「子どもの気持ちがわかる本」 ‐イザベル・フィリオザ‐



保育士のみなさん、心当たりがあるのではないでしょうか?

りさ
りさ

私はあります。。。



子どもたちの行為は、全て自分に原因がある、「わかっていてもどうしたらいいのかわからないこと」ってありますよね。


「どうしたらいいの???」と今まで悩んでいたことにヒントを与えてくれる、そんな1冊になっています。


「子どもの気持ちがわかる本」を読むと子どもの気持ちがわかる


この本は、タイトルにもあるように「子どもの気持ち」に注目して書かれています。

・年齢ごとの子どもが何を感じているかを知る

・子どもの心の声がわかる



似ているような場面でも、年齢によって子どもが感じていることは、違います。


もちろん、大人と子どもでは、物事の見方や捉え方が変わってきます。


その違いに気づき、大人はどのように子どもに関わればいいのか、をこの本を読むことで学べるんです。


最も大切なことは子どもとの関係性


「子どもの気持ちがわかる本」は、子育てをしている保護者向けに書かれている本なので、子どもとの関係性の大切さについて、以下のように書かれています。

子どもの教育には何より親との関係性が大切です。何よりも優先されるべきです。

「子どもの気持ちがわかる本」 ‐イザベル・フィリオザ‐



もちろん、保護者との関係性は大切ですが、保育園の中だったら「保育士と子ども」の関係性が大切ですよね。


上記の言葉を言い換えるのであれば、

関係性が築けていないのに、教育はできない。



このように言い換えられるかもしれません。

▼親子の関係性の重要性は「愛着障害」を学ぶとさらに深まります。



「子どもの気持ちがわかる本」を読むことで、子どもとの関係性が良好になることはもちろん、発達に合う「子ども目線の関わり方」を学べるはずです。

りさ
りさ

ここからは、本の中からいくつかの
ポイントを紹介します!



子どものかんしゃくの意味とは?


1歳児クラス後半くらいから「かんしゃく」が見られるようになりますよね。


場面によっては、3歳、4歳になっても子どものかんしゃくはあります。

かんしゃくが起きた時の対応って
難しいんだよね。。。



こんな風に悩んだことのある保育士さんも多いのではないでしょうか?


かんしゃくの理由


「子どもの気持ちがわかる本」では、かんしゃくには理由があると書かれています。

・大人から何を言われているかわからない

・大人から叩かれたり大声を出されたりするともっと緊張する

・どうして大人が怒っているのかわからない

・自分(子ども)でもどうしていいのかわからない



かんしゃくを子どもが起こすと、大人はどうしても「何とかしよう」と考えてしまいますが、何とかしようとすればするほど、子どもはさらに「わからない」ことが増えてしまい、パニックの中から出てこれなくなってしまいます。

この感情の発作そのものが落ち着くための方法なのです。



この感情の発作とは、かんしゃくのことであり、かんしゃくを起こすことで、「どうしたらいいの?」「わからないよ」の気持ちから立ち直ろうとしているんです。


かんしゃくへの対応


かんしゃくへの対応を、「子どもの気持ちがわかる本」では、「包みこむこと」が大切だと述べられています。


本の中では、スーパーでのかんしゃくを例に紹介されています。

〇スーパーはかんしゃくを起こしやすい

・色彩、音、周囲からの緊張など刺激の整理がしにくい
・大人も興奮気味でイライラしている
・カートに乗っていると暇


〇かんしゃくが起こるまで

・自分で落ち着こうとしている
・集中できる何かを見つけている
  ↓
・あ!お菓子がある!
  ↓
・お菓子をねだる
  ↓
・大人に拒否される
  ↓
・かんしゃく(落ち着きたい、安心したいが本心)


〇スーパーでの対応例

・子どもに何か仕事を与える
 →にんじん選んで
 →みかんをカゴに入れてね



上記を見て、「なるほど!」と思いませんか?


「お菓子ほしい」は、子どもの本心ではなく、落ち着きを取り戻すための言葉である、と考えると大人の関わり方も変わりますよね。


かんしゃくに対する見方が変わるだけで、間違いなく子どもへの関わり方を見直すきっかけになるはずです。

りさ
りさ

こんな風に本の中では
学びがたくさんあるんです。

ダメよりもストップと声をかける


保育園の中で「だーめ」と子どもに言葉をかけることって多くないですか?


1歳児クラスだったら、棚の上に登って「だめ。降りるよ」、3歳児クラスだったら、はさみを持って歩いて「だめ。はさみ持っては歩かないよ」なんて言葉使ってしまいがちです。


「子どもの気持ちがわかる本」では、「ダメ」よりも「ストップ」のほうがいいと書かれています。


ダメは怖い


「ダメ」が、なぜ好ましくないのか、本の中では以下のように説明されています。

・ダメはあいまいな言葉である

・大人の顔が険しくなりがちである



確かに、「ダメ」と子どもに話している時の自分の顔って、険しい顔になっているかもしれません。


険しい顔は、子どもにとって「恐怖」を与えるものであり、恐怖で子どもの行為を止めることは、望ましくないですよね。


逆に、ニコニコしたまま「ダメ」と子どもに伝えると、子どもは言葉の意味と表情の間で混乱してしまうので、望ましくありません。


「していいこと」と「してはいけないこと」の区別はつかない


乳幼児期の子どもにとって、「していいこと」と「してはいけないこと」の区別はつきません。


また、「覚えておけない」のも特徴です。

りさ
りさ

この「覚えておけない」が
とってもポイントだと思いませんか?



また、概念化をすることもまだ難しく、「噛んではダメ」とはわかっていても、その噛むという行為を「自分の行為」として捉えられないことも特徴だそうです。

・「していいこと」と「してはいけないことの区別がつかない」

・覚えておけない

・自分の行為として捉えられない



上記を踏まえると、

・何度も繰り返し伝える必要がある

・何回も同じ行為を繰り返したとしても子どもが悪いわけではない



ということがわかってきますよね。


子どもは否定が苦手


「ダメ」と伝えることが好ましくない理由に、子どもは否定が苦手だそうです。


否定語が、子どもにとって恐怖を与えるということは、保育士のみなさんも知っていると思います。


それに加えて、「○○してはダメ」は、子どもにとって「○○しなさい」と言われている気分になるそうです。

りさ
りさ

「ああ!確かに!!」
と思いませんか?



「○○してはダメ」と伝えると、子どもの頭の中は「○○すること」でいっぱいになってしまうので、否定ではなく、「やっていいこと」を伝えていくことが大切なようです。

りさ
りさ

この本、本当に勉強になります!
気になる方は今すぐ購入がおすすめ!



他にも参考になることがたくさん


「子どもの気持ちがわかる本」は、ここまで紹介してきたこと以外にも、保育に生かせることがたくさんあります。


そんな一部を紹介します。

・とんでもないイタズラをしてしまった時どうする?

・あれもこれも「ほしい」って言う理由とは?

・ルールがわかっているのに守れないのはなぜ?

・わざとしたはずなのに「わかんない」って言うんだけど…

・負けを認めないのはどうして?

・子どもには怒る権利がある



どれも気になるものばかりじゃないですか?


「子どもの気持ちがわかる本」では、子どもの気持ちに注目した上で、大人がどのように関わっていけばいいのかを知ることができます。


大人が自分をコントロールできることが重要


「子どもの気持ちがわかる本」の最後では、とっても難しく、とっても重要なことが書かれています。

私たちはついつい我が子の行動や考えや感情をコントロールしようとしがちです。(中略)ママ自身が、自分をコントロールできることが重要なのです。



「我が子=クラスの子」、「ママ=保育士」と言い換えて読み直してみてください。


きっと、どの保育士さんもわかっていることだと思いますが、やっぱり感情で子どもに関わらないことって大切ですよね。

りさ
りさ

保育士は保育のプロとして
自分の感情をコントロールしながら
子どもたちに関わっていくことが
大切だと思うんです。



もちろん、イライラしてしまうこともありますが、「感情をコントロールしよう」と思って保育しているのと、全く意識しないで保育するのでは、保育の質が変わってくるはずです。


「子どもの気持ちがわかる本」を読めば、一見大人をイライラさせるような行為でも、子どもの気持ちは違うことがわかります。


本を読んで保育に生かすだけで、間違いなく保育中のイライラは減るはずです。

りさ
りさ

私はこの本を読んでから
子どもへの関わり方が変わりました。



読んで損はない1冊なので、保育士のみなさん、これから保育士を目指そうと思っているあなたは、一度読んでみてくださいね。



ということで、今回は終わりにします。

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